~Attractive Wild~クワガタブログ

テラリウムを中心にクワガタブリードしています。最近は小型種にハマりつつあります。飼育は初心者です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

Dorcus属の分類を僕的視点で考える その1

こんにちは~。

ドルクスは、「鹿」という意味らしいです~!

●●●●Goods →鹿Goods…?


では本題!




今回は、多くのクワガタの中で特に幅広い種が存在するグループ、Dorcus属を考えていきたいと思います。


まず、Dorcus属といったら、オオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタ、などを思い浮かべると思います。


おなじ属内なので、かなり近縁関係なのだろうと...


しかし、オオクワガタとヒラタクワガタは、交雑もできないほどかけ離れた存在に置かれています。


おなじ属内なのに、ここまでかけ離れた存在とは驚きです。

そもそも、Dorcus属のなかには、さらに細分化すると、「亜属」というものが存在します。

オオクワガタとヒラタクワガタでは、「属」が一緒でも、「亜属」がことなるのです。


ドルクス属は、以下の亜属があります。

オオクワガタ亜属は、Dorcus

ヒラタクワガタ亜属 Serrognathus

コクワガタ亜属 Macrodorcus

アカアシクワガタ亜属 Nipponodorcus

サビクワガタ亜属 Velutinodorcus

アローコクワガタ亜属 Hemisodorcus

ヒメヒラタクワガタ亜属 Metallactulus

(wikipediaより参照)

もともとはコクワガタ亜属、ヒラタクワガタ亜属、アカアシクワガタ亜属などは、別属扱いされていたが、統合されたとのこと。


しかし、他亜属間でも、交雑できるクワガタもいるみたいでして...


それが、オオコクワガタ(Dorcus hopei × Dorcus rectus)ですよね。


はじめてこれを知ったときは衝撃的でした。

一応、架空生物図鑑の方で記載しようかと思ったのですが、今ではあまりに有名なので控えておきました。

たしかに、見た目なども、若干似ていると思います。

しかしオオコクワガタは、生殖能力がなく子孫が残せない。そのほかに、オオクワ♀×コクワ♂では基本的に♂しか生まれず、反対にオオクワ♂×コクワ♀では♀しか生まれないというバグがおこります。

このように、オオクワとコクワとの交雑がもたらすオオコクワへのバグは、それほどにもぎりぎりの交雑だという事を物語っているように思えます…。



それでも、交雑が起こるほどオオクワガタとコクワガタが極めて近い関係におかれているという事ですよね...!



これを見て、別亜属間でも近縁関係にあるものがいるのだという事を改めて知りました。

ドルクス属は本当に未知にあふれかえっています。



そこで、現在ドルクス属におかれているものの、はっきりとどの亜属に位置付けられているのかが分かっていないクワガタについて、僕の視点で考察していきたいと思います。

その代表種とも呼べるのが、このクワガタではないでしょうか…?

ドルクス ライヒ 詳細 東南アジアに生息。顎はスジクワガタの様だが、スジクワガタとは別物。 むしろ顎の傾向などはオオクワガタに近いが、和名は「ライヒヒラタクワガタ」。両者どちらに近いか良く解っていない。

Dorcus reichei ( hansteini)

通称、ライヒヒラタクワガタと呼ばれる種類だが、「ライヒオオクワ」や「ヨツバオオクワ」など、呼び名はたくさんあることから、実際にどの亜属にあてはまる種類なのかわからないグループ(Dorcus reichei ・Dorcus afinis・ Dorcus miwai ・Dorcus meeki Dorcus hyperion ・Dorcus hansi・ Dorcus titius等)である。

顎はスジクワガタを思わせるが、その一方で頭楯や眼上突起がないところなんかはヒラタチックである。はたまた、♀の上翅にはクルビデンス系の点刻線が見られる。

一体何者なのかわからないクワガタであり、研究者も頭を悩ますところでしょう...


まず、ライヒ系が持つ特徴をまとめてみました。

① 顎

ライヒの顎は、スジクワガタのように、内歯がフタマタになっている。

そして、サイズで変わる顎の変化の様子は、なんともクルビデンスのなりたちとそっくりである。(↓スケッチ)

画像上がCurvidens類 画像下がD・reichei
顎

ライヒは中歯になると、第一内歯が消滅し、内歯一対だけになる。 そして小歯にもなると、Curvidensそっくりで顎だけを見たら見分けは全くつかないですよね(x_x;)

以上から、身体のサイズがもたらす顎の形状の変わり方はCurvidensそのものだという事が分かります!


② ♀

♀
※画像のライヒの学名、間違えてます^^;


Curvidens系は、上翅に点刻線がみられますが、ライヒにも見られます。これまた、クルビデンスにそっくりなのです!


しかし!一点だけ、決定的に違うところがあります。

それが、脚のけい節の形状です。

asi.png

※ またまたこちらのライヒの学名も...^^;

Curvidens系は脚(けい節)がまっすぐなのに対して、ライヒ類全般は湾曲しています。

基本的に、脚(けい節)がまっすぐなクワガタは材産み種が多く、湾曲するクワガタはマット産み種が多いです。

湾曲は、穴を掘るのに特化した脚といえます。

このことからやや硬めの材を好むCurvidens類とちがい、ライヒ類は非常に柔らかい材向きなのかもしれません。

柔らかくなった朽木のなかを、顎よりもそのシャベルのようになった脚で掘り進んでいるのかも!ですね!

それはすなわち、クルビデンス類と、ライヒ類との生態が異なるという事ではないでしょうか…?

それが、このたったの湾曲するかしないかで現地での産卵環境が変わってくるのです(と考えています。あくまで仮説)。

また、ライヒヒラタに近い種類とわかっている、ミークヒラタ(ミークオオクワ)の♀の上翅には、スジブトヒラタのような強い筋がみられる。ヒペリオンやハンシはアルキデスのような体格に。ティティウスは、同じサイズで顎の内歯の位置が個体によって異なる特徴がある。

まだまだわかりませんね~。。。(-m-;)



これからの研究が進み、ライヒがどの亜属に位置付けられるのかが決まる日を僕は待ちわびております~^^

やっぱり、見た目では判断ができません...。

それとも、ライヒグループ自体の亜属が新たに建てられるのかもしてませんね!!


※以上の考察は、あくまで僕の見解です


ライヒヒラタグループのことについてお詳しい方、詳しい情報などがありましたらコメントください(UvU)



クワガタランキングへ

にほんブログ村 その他ペットブログ クワガタへ
にほんブログ村

でわでわ^^
関連記事
スポンサーサイト
別窓 | 未知!クワガタを考える | コメント:0
∧top | under∨
<<森の様子 その9 | ~Attractive Wild~クワガタブログ | クワガタ相撲土俵作り その2>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

| ~Attractive Wild~クワガタブログ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。